形成外科の治療

形成外科のイメージ画像

人間の皮膚は損傷を受けるときずあと(瘢痕)が残ります。そのようなきずあとをできるだけ目立たないように元の状態に近づけるのが形成外科です。手術の際は、部位や状態を正確に評価し特殊な縫合法を用いるなどして、できるだけきずあとが目立たなくなるように努め、患者様の生活の質(QOL)の向上に貢献いたします。
形成外科における保険診療として、ほくろ・いぼ・できものの切除、けが・やけどの治療(可能な限りきれいに治るよう努めます)、まぶたのたるみ(眼瞼下垂)の治療、過去のけがや手術のきずあとによるひきつれの改善などがあります。

ほくろ・いぼ・できもの

生まれつきあるものや成長の途中で発生するもの、ウィルス感染によりできるものなどがあります。平らなものから盛り上がったものまで色や形も様々です。皮膚がんのような悪性腫瘍は時に全身の詳細な検索や手術以外の治療が必要になることもあり、早期の発見と治療開始が良い結果へのカギとなります。当院では、切除した組織は原則全例で病理組織検査を実施し組織診断結果を患者様にお伝えしております。
良性の可能性が高く、サイズがあまり大きくないものの場合はレーザーによる除去など自費診療を選択することでより早く、よりきれいな仕上がりが期待できますので、お気軽にご相談ください。

けが・やけど

外部から力や熱が加わることで組織が損傷し、切り傷や擦り傷、やけどなどが生じます。いずれの場合も受傷してから治療を開始するまでの期間が短いほど治療の選択肢も増え、最終的にきれいで目立たないきずあとになることが多いです。最初に行う治療がその後の経過方向性を決定づける大きなわかれ道となります。特に顔面の外傷では心にまで深いきずあとを残してしまうケースもある一方で、きず口から菌が入り感染症を発症する恐れもありますので、速やかに受診するようにしましょう。

まぶたのたるみ

加齢や長期的なハードコンタクトレンズの使用、二重まぶたを作るためのアイテープ使用などによって、まぶたの皮膚が伸びてきたり、まぶたを開くための筋肉がうまく働かなくなったりしてまぶたは徐々に開きづらくなってきます。一生懸命まぶたを開こうとするあまり、中には慢性的な頭痛や肩こりに悩まされる方もいらっしゃいます。まぶたの余分な皮膚を切除し、まぶたを開くための筋肉の働きを調整する手術を受けることでこのような症状の改善が期待できます。手術と聞くとおっかない印象があるかもしれませんが、診察時には患者様それぞれの状態をよく見極めて、リスクなども含め丁寧にご説明いたしますのでまずはお気軽にご相談ください。

過去のけが・手術のきずあとによるひきつれ

人間の体は損傷を受けると長期に渡りきずあと(瘢痕)が残ってしまいます。当院ではできてしまったきずあとやきずあとによって起こるひきつれをできるだけ目立たないものに変えて、なおかつ元の動きに近づけるような治療を行なっております。のみ薬、ぬり薬、注射による治療だけでなく、手術による治療も行い少しでも患者様の悩みが軽減するよう一緒に治療計画を考えていきます。命に関わる大きな手術を受けられた患者様も、できたきずあとを少しでも目立たなくして、その後の人生をさらに明るい気持ちで過ごせるお手伝いをいたします。

03-3426-1116

院長
堂本 隆志
診療内容
皮膚科、形成外科、美容外科、美容皮膚科
住所
〒154-0021
東京都世田谷区豪徳寺1-25-5
アクセス
小田急線「豪徳寺駅」すぐ
東急世田谷線「山下駅」1分
●:9:00~12:30
▲:手術優先枠のため診療時間は当日ご確認ください。
診療時間内でも混雑状況により早めに受付を終了いたします。
休診日
木曜、土曜午後、日曜祝日
診療時間 日祝
9:30 - 12:30 - -
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